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2024総選挙特集

生協労連は、2024年総選挙方針を確立し、重点要求を確認するとともに
主要8政党へ公開質問状を送り、5政党から回答を受け取りました

1.選挙方針の基本

(1)総選挙にあたり、重点要求を確立し、その実現のためにたたかいます。
(2)戦争する国づくりと政治の私物化を極める自公政権を終わらせるために力を尽くします。
(3)全労連を通じて「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」に結集し、市民と野党の共闘を前進させます。
(4)改憲勢力が衆議院の2/3以上を占めることを阻止し、改憲発議を断念させます。
(5)この方針にかかわらず、労組員一人ひとりの思想・信条の自由、政党支持・政治活動の自由を保障します。



2.総選挙にあたっての私たちの重点要求

(1) 平和な世界・北東アジアの実現
① ロシアによるウクライナ侵略の即時停止、撤退。国連憲章にもとづく平和秩序の回復
② イスラエルによるパレスチナに対する侵略・ジェノサイド即時停止
③ 北東アジア地域での非核・不戦の共同体実現を。ASEANとの連携強化を
④ 憲法9条にもとづく平和外交の積極的展開を

(2) 憲法9条にもとづく国づくりへの転換
① 憲法9条改悪反対、緊急事態条項導入反対、改憲発議阻止
② 集団的自衛権容認の閣議決定の白紙撤回と戦争法(安保法制)の廃止
③ 核共有反対。核兵器禁止条約の署名・批准を
④ 戦争する国づくり(敵基地攻撃能力保有、軍事費2倍化、日本のミサイル基地化、自衛隊基地等の強靭化、武器輸出解禁等)反対
⑤ 辺野古新基地建設ストップ、普天間基地の閉鎖・即時返還、米海兵隊の即時撤退を
⑥ 日米地位協定の抜本改定を

(3) 働くわたしたちの暮らしを優先し、個人が尊重される政治の実現
① 全国一律最低賃金制度の確立と、「今すぐ1,500円、めざせ1,700円」の実現
② 「仕事が同じなら同じ賃金」。同一価値労働同一賃金を法制化させ、均等待遇の前進を
③ 介護職場で働くすべての労働者の賃金の「月8万円以上」の引き上げを
④ 真の働き方ルールの確立を。労働法制緩和反対、解雇規制緩和反対、労働時間規制強化、ハラスメント禁止・罰則規定の法制化を
⑤ 消費税5%への引き下げ、インボイス廃止、大企業・富裕層優遇税制の見直しを
⑥ 20人以下学級の実現、社会保障の抜本的拡充を
⑦ 世帯単位から個人単位へ、税制・社会保障制度・雇用法制の見直し・転換を
⑧ 健康保険証廃止中止を、マイナンバー強制反対、業界と自民党の癒着断ち切れ
⑨ 原発ゼロ、汚染水(処理水)の海洋放出中止、震災復興の拡充を
⑩ CO2の2010年度比60%以上削減と再生可能エネルギーの抜本的強化を
⑪ 一次産業支援強化と食料自給率の抜本的向上を
⑫ TPP11、日欧EPAからの脱退、大企業のための自由貿易協定反対
⑬ 雇用、賃金、就学における性差別を撤廃し、選択的夫婦別姓の実現を
⑭ 人種的、民族的差別撤廃措置および、LGBTQに対する差別解消施策の推進を

(4) 国家の私物化をやめさせ、政治を市民の手に取り戻す
① 裏金事件の徹底究明・関与した議員の辞職、政策活動費の廃止、企業・団体献金の禁止を
② 旧統一教会問題の徹底解明、政治(自民党)との癒着解消を
③ 森友・加計問題や桜を見る会問題など政治私物化の徹底究明を
④ 小選挙区制及び一人区を廃止し、比例代表を中心とした選挙制度に
⑤ 憲法違反の学術会議任命拒否の撤回を



3.公開質問状及び回答
(1) 概要
  生協労連は、なかまの投票先の選択に役立つよう、主要8政党への公開質問状にとりくみ、5政党から回答を受け取ることができました。
■質問を送った政党:自由民主党、立憲民主党、日本維新の会、公明党、国民民主党、日本共産党、れいわ新選組、社会民主党

■回答があった政党:(受取順)日本共産党、国民民主党、れいわ新選組、立憲民主党、社会民主党

■回答がなかった政党:自由民主党、日本維新の会、公明党

(2) 質問項目(8問)
1.現行憲法を守り改憲発議に反対しますか(①はい ②いいえ)記入欄

2.集団的自衛権行使容認の閣議決定(2014年)白紙撤回と、安保法制(2015年)の廃止をおこないますか

 (①はい②いいえ) 記入欄

3.「防衛費2倍化」を中止し、GDP1%以内に戻しますか(①はい ②いいえ)記入欄

4.原発ゼロをめざしますか(①はい ②いいえ) 記入欄

5.全国一律最低賃金制の法制化と最低賃金1,500円以上を今すぐ実現しますか(①はい ②いいえ)記入欄

6.消費税の5%への引き下げと食料品非課税、または廃止に賛成しますか(①はい ②いいえ)記入欄

7.保険証を廃止せず存続させることに賛成しますか(①はい ②いいえ)記入欄

8.企業・団体献金を禁止しますか(①はい ②いいえ)記入欄


(3) 回答概要(早見表)
※「早見表」は、回答選択肢「はい」「いいえ」「その他」を回答のまままとめています。すべて「はい」を選んでいただくことが、私たちの要求に近い状態です。
ただし、選択結果とともに、回答内容の精査が必要であり、また、これまでの実態との関係も重要ですので、次項の各政党の回答の記入欄の内容も参考になさってください。



(4) 各政党の回答(回答順)

 

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